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PDパブリックドメイン背に深い溝を切った櫛の歯の短剣。相手の刃を溝に捕らえるための、受け流し用の短剣の珍しい型。
この種類から作る16世紀後半から17世紀前半に、北イタリアを中心に作られた受け流し用の短剣。片側に刃を付け、反対の背の側に深い溝を10本ほど並べて櫛の歯にする。歯の先にばねの留め金を仕込み、相手の刃を溝へ入れると抜けなくする凝った例もある。レイピアの剣術で左手に持つ短剣(マンゴーシュの仲間)のうち、相手の刃を捕らえる仕掛けをもっとも凝らした型だが、数は少ない。「剣を折る」という名は19世紀の収集家の説明から広まったもので、本当に折れたかは確かめられていない。19世紀末の剣術史家は、扱いの難しい珍品で、普通の短剣より役に立たなかったと書いている。
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